膝痛についての話
膝が痛くなることがあるのは高齢の方のイメージかもしれませんが、
若くても痛いときは痛い。
膝が痛くなる、違和感を感じる方は結構いらっしゃいます。
今回はそんな膝について記載します。
目次
1、 膝痛の方の傾向
・膝が伸びない。
伸びすぎても良くないですが、伸びていないのは負担がかかります。
ちなみに私はやや伸びすぎタイプで、気を付けないと膝が痛くなります。
・膝下に捻れがある。
膝のお皿の向きとつま先の向きが結構違うことがあります。
まっすぐな人も少ないと思いますが、極端だとやはり負担がかかるのではないでしょうか!?
・体重が重たい
立っていると体を支えていますので、支える重量が重いと痛くなりやすいです。
もちろん体が大きくても痛くない方もおられます。
2,タイプ別改善に役立つストレッチとトレーニング
●膝が伸びない方
太もも裏を伸ばしましょう、そして太ももの前を鍛えましょう
・太もも前トレーニング
椅子に座ってゆっくり膝を伸ばす→ゆっくり曲げる。繰り返します。
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※痛みが強い方に対する優しい方法
床に足を投げ出して座って軽く膝を曲げます
その膝下に分厚いタオルを挟みます→タオルを押しつぶすように膝を伸ばします。
●ひざ下の捻れがある
内ももとふくらはぎ、脛を伸ばしましょう。お尻を鍛えましょう
・お尻のトレーニング
横向きに寝転がります→下の足は膝を曲げて少し前に出す→上の足は体のライン上に伸ばす
→伸ばしている足を踵から20センチ程度持ち上げる
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●体重が重い
太ももや胸、背中など大きな筋肉を伸ばしたり鍛えたり動かしましょう。
エネルギー消費の効率を考えて大きな筋肉、長い手足を動かすことを心がけてみましょう。
上記はあくまで傾向なのでそれさえしておけば大丈夫!というものではありません。
本当に痛い場合はまずは受診されることをお勧めいたします。
診断結果が分かれば我々トレーナーも安全な対処方法や対策が考えやすいです。
3、予防するために
なんでもそうですが、これさえしておけば大丈夫!これさえ食べていれば大丈夫!
というものは無いですが、膝痛の予防として長い目で見た体重管理、
太もも周りの筋力強化は予防につながると思います。
重すぎても軽すぎてもリスクになることがあると思います。
しかしながら若い時からずっと細い。
若い時からずっとぽっちゃりしているという方は
それがその人のベスト体重なのではないかと思うことがあります。
過度なトレーニング、過度な食事制限にも利点はあるとは思いますが、
少しずつ自身の身体の状態を確認しつつ、運動と食事を心がけることが
膝痛だけではありませんが、安全に取り組める健康的な身体を作る方法だと思います。