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四十肩、五十肩、肩関節周囲炎について原因と対策

四十肩とか五十肩とか言いますが正式名称は肩関節周囲炎と言います。

この肩関節周囲炎でお悩みのお客様によく出会います。私の父も経験者ですが

お客様も片方だけの方もあれば、両肩数年にかけてなる方も、ごくまれに

2回目だという方もいらっしゃいます。

本日は肩関節周囲炎についてのお話です。

目次

1, 肩関節周囲炎の原因

日本整形外科学会によると関節を構成する骨、軟骨、靱帯、腱などが
老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起こることが主な原因だと
考えられているそうです。
肩関節の動きをよくする袋や関節を包む袋が癒着するとさらに
動きが悪くなりますと記載されています。
何をしたからなったというわけでもなく老化によるものだと言われているようです。
私もお客様から聞く限りではこれしてから痛いねんという明確な原因を言われたことはございません。

2, 肩関節周囲炎になったら

私の知る範囲では急性期、肩が痛くなりたての時は安静。
急性期を過ぎたら運動やリハビリだと理解しています。
お客様によって改善期間は様々で、どれぐらいで動きがよくなったり
痛みがなくなったりされるかは本当に個人差があるなと感じております。
私は医療従事者でも治療家でもなくトレーナー兼セラピストなので
基本的にはどんな動きが痛いのか姿勢によってどこの筋肉が動きにくそうか
姿勢をみつつ、お客様に状況を教えてもらいつつ慎重に動かし方を
考えて対応しております。
素直に状況を見ることとお客様の自己申告がとても重要だと考えています。
肩関節周囲炎の急性期を過ぎた方はご自身の身体が感じる
痛い動きや違和感のある動きを避けつつ少しずつ動かされる以外の
解決法をまだ私は知りません。でもどなたも改善されているなと感じます。
どなたに対しても慎重に観察しつつストレッチやトレーニングを致しますが
本当に個人差があるなと常々思うので、根気よくうまく付き合いつつ
皆さま改善しようと取り組まれると改善する病気だと思っています。

3, 肩関節周囲炎は予防できるのか

原因をつくらなければその事柄は起こらないはずですが、老化は毎日毎日
時の流れとともにするものだと思っています。
もちろん老化予防のために食事や運動や休養や精神状態で
老化の速度はかなり変わるとは思っています。
が全く老化しないということはないよなと思っています。
なので今は四十肩、五十肩と言いますが、健康寿命を延ばす取り組みが
もっともっと浸透すればそのうち、七十肩とか八十肩に名前が
変わっていく可能性があるのではないかとぼんやり想像しています。
肩関節周囲炎だけではなく、食べること、動くこと、休むことは
すべての病の予防になると私は考えています。
食べることも、動くことも、休むことも、その方法は
向き不向き、好き嫌い、もともとの身体の性質等が人それぞれ違うので
これが正解!は人によって違いますが、人それぞれの好きな方法、楽しめる方法で
食べる、動く、休むをご自分のペースで頑張っていただけたら
取り組みたいと思う気持ちだけでも、その人にとってプラスになると信じております。
お一人お一人の健康を心から願っております。

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