ストレッチングをより効果的に行うために知っておくと良いこと
ストレッチングとは筋肉を伸ばすということです。本日はストレッチングと
表記していますが、世間でいうストレッチについて書かせていただきます。
筋肉は基本的に伸び縮みすることが可能であり、可能というか常々
伸び縮みしています。縮みすぎても伸びすぎても不具合が起こることが
多いなと思っています。本日は伸ばすことについて掘り下げてみます。
目次
1, 筋肉をのばすためのコツ
筋肉には「起始」と言われる部分と「停止」と言われる部分があります。
基本的には身体の中心に近い方が「起始」
身体の先端に近い方が「停止」と言われることが多いです。
要は筋肉の両端の名称です。
この端と端をいかにして遠ざけるかがストレッチングのベースです。
より遠ざけるためにどのように動かせば良いかを考えて
ストレッチングのフォームが決まります。
逆に筋トレに関してはこの端と端をいかに近づけて縮めるかを
考えてフォームをつくります。
なので世間のトレーナーやインストラクターはそれを理解するために
解剖学が必要になるので、皆さん学び続けておられることと思います。
もちろん私も学び続けております。
話を戻すとストレッチングは端と端を離す動作です。
私がパーソナルストレッチを提供する際、今のばしたい筋肉が
どこからどこに繋がっているかを考えながら行います。
皆さまが日常でストレッチングをする際に解剖学を学びながらしなくても
良いとは思いますが、伸ばしたい筋肉を伸ばすために端から端まで
伸びているのかなぁとイメージしながら行うことはプラスになると思っています。
しかしながら頑張り過ぎると代償動作という現象がおこり
伸ばしたい部位ではないところが代わりに無理をしてフォームが
崩れたりもしますのでそこは要注意です。
2、自分に合ったストレッチングをみつける
筋肉は多くの場合、前と後ろ、右と左、斜め上と斜め下など
影響しあう関係があります。
前と後ろでいうと前が伸びていたら後ろが縮んでいます。
縮んでいる方を伸ばした方が気持ち良さそうなことはイメージできると思います。
単純に気持ちが良いと思うストレッチが皆様に適していることが多いはずです。
分かりやすい部位でいうと胸(前)と背中(後ろ)。
猫背の方は背中が丸まっているので
背中が筋肉が伸びている側で、
胸が筋肉の縮んでいる側です。
胸を伸ばす方(縮んでいるところを伸ばす方)が
気持ち良いことが多いです。
とはいえ伸びている方も伸びたまま筋肉が常に張っているので
動かすことで気持ちが良いと感じることはあります。
となると結果両方動かしたらいいかもね!?ともなるのですが。
とにかく気持ちが良いところを気持ちが良い範囲で行うのが
今の状態に合っていることの方が多いです。
気持ちが良いストレッチングをぜひお探しください。
3、まとめ
単純に筋肉には先端があります。
筋肉の両端をいかに離すかで伸び方が変わります。
しかしそれが度を超すと代償動作が起こるのでそこは要注意です。
ストレッチングに関しては特に自分が気持ち良いと思う所を
気持ちが良い範囲で行うのが基本です。
筋肉を動かし続けること、単純に言うと身体を動かし続けること
細く長くで良いと思うので続けられることが大切だなと常々思います。
自分に厳しくすることも必要ですが、ストレッチングはぜひ細く長く
ちょこちょこ行ってみてください。