筋力トレーニングとストレッチについて、何を筋トレと言い、何をストレッチと言うのかを考えてみる
筋トレとストレッチは時々混同されているということを感じます
それが悪とは思っていませんが、何がストレッチで何が筋トレなのか
大きなくくりでいうとどちらも運動。
しかしながら、それぞれ効果や目的は違うので改めて整理いたします。
目次
・筋力トレーニングについて
私の中では筋力トレーニングは筋肉という線維を縮めることに意識を向けている。
縮めるという表現が伝わりにくいかもしれません。
腕でいう力こぶをモリッとさせるのが筋肉を縮めている。
筋肉の端と端の距離を近くする動作で筋肉を縮める。
縮める力で何かを持ち上げる、何かを移動させる。これが多くの筋力トレーニング。
力こぶがイメージしやすいと思い例にあげましたが、各部位の筋力トレーニングとは
縮める動作に対して負荷がかかっている。
種目によって筋肉の長さを変えることなく力を入れる場合
(動かないものを押したり、同じ姿勢を保持したりなど)もあります。
多くの場合は縮めながら力を発揮する。
その負荷は自重(自分の身体の重さで行う)や、
ダンベルやバーベルを用いて体をコントロールしながら行う(フリーウェイトトレーニング)もあれば
比較的自分のコントロール力を問わないマシン(マシントレーニング)もあります。
筋肉に負荷をかけて筋肉の強化をはかるのが筋力トレーニングです。
筋肉を縮めている!とはっきり意識することなく行われる筋力トレーニングも
ありますが、基本としては縮めることで力を発揮していると捉えています。
・ストレッチについて
私の中ではストレッチは筋肉という線維を伸ばすことに意識を向けている。
筋肉の端と端の距離を遠くする動作で筋肉を伸ばすことが多いです。
太ももの裏の筋肉でいうと坐骨~膝下の骨についているので
坐骨と膝下を離すようにする
(膝を伸ばして座って上半身を前に倒すお馴染みのストレッチ)
離すときにどこかに力みが生じていると筋肉は伸びにくいです。
しかしながら筋力トレーニングを行う際、
鍛えようと縮めている筋肉(表)の反対側(裏)の筋肉は伸びているので
筋力トレーニングにもストレッチ要素があるといえばあるのでややこしい。
筋力トレーニングは一方を力ませ、その結果反対が伸びているので
やはりストレッチと違うとは思っています。
脱力または力を入れるということを省いて考えると
筋肉が伸びていればそれはストレッチだな、とも思っています。
筋力トレーニングとストレッチを考えるときに
筋肉の縮む、伸びるが大きな違いだと考えていますが、
何に意識を向けるかで一つの動作が筋トレにもストレッチにもなります。
というのが今の私の見解です。
・トレーニングとストレッチそれぞれのメリットとデメリット
どちらも正しい知識を持ち無理なく取り組む場合、
基本的にはメリットしかないと思います。
体力、内臓、精神などなど身体にとって良いということは周知の事実。
あえてデメリットをあげるとすると、
どちらもやり過ぎると故障や痛みにつながる可能性を秘めている。
どちらもかなりの頻度で行ったとしても栄養や休養の管理も徹底して
行うことが出来るならば、私のイメージするやり過ぎによる故障は
かなり減ると思います。
その人にとってのやり過ぎラインは人によって違うので、何をどこまで
徹底するのかは難しいです。
デメリットというか各種目、各動作においての注意点、向き、不向きは
存在しますがそれはデメリットではないと考えています。
現状の体力、今までの運動習慣、生活リズム、持病の有無により
どれぐらいが適度で、どれぐらいが不足で、どれぐらいが過剰かは
判断が難しいですが、筋力トレーニングもストレッチもやって損は無い。
・まとめ
筋力トレーニングは、筋肉に負荷をかけて筋肉を縮める方法で強化をはかる。
ストレッチは基本的には負荷をかけず筋肉を伸ばす。
ざっくりと書くとそうなります。
どちらも筋肉を動かすこと、関節を動かすこと。
私のイメージは家の柱を強くするのが筋力トレーニング
家のメンテナンスをするのがストレッチ。
どちらもすることで家が長く無事に建っている。
身体を支えるものを強くして、支えるもののメンテナンス。疲労物質の軽減や
ストレスの除去、脱力を促すことにより長く快適に使えるのだろうと考えています。
運動を始めようと思った時に急にダッシュはせず、
長く続けるためには!日常に馴染むには!という視点を持ちつつ
自分流の運動が皆様に見つかることを願っています。