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健康運動指導士としてできること、大切にしていきたいこと

気が付けば運動指導に携わり20年経ちました。

健康運動指導士としては15年経ちました。

運動に関してかなり厳しい部活には所属していましたが、

部活で大活躍していたわけでもなく、

輝かしい大会実績があるわけでもなく、

トレーニングが大好きだったわけでもなく、

スポーツクラブや何かのレッスンにどっぷりハマったわけでもなく

そんな私がなぜこの仕事につくことが出来たのか、

私という健康運動指導士ついて勝手に整理させていただきます。

目次

■健康運動指導士とはどんな資格なのか

おそらくマイナーな資格で、知っている人も資格の名称があやふやなことも
あるような資格なのですが、運動指導に携わりだして私が最初に目指した資格が
健康運動指導士でした。

◎資格発行元の健康体力づくり事業財団の文面から抜粋。
個々人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するためのプログラム作成
及び指導を行うもの。
養成事業は昭和63年厚生大臣の認定事業として、生涯を通じた国民の健康づくりに
寄与する目的で創設されました。

◎ウィキペディアより抜粋
スポーツクラブや保健所・保健センター、病院・介護施設などにおいて
人々の健康を維持・改善するために、安全かつ適切な運動プログラムを
提案・指導する専門家。
厚生労働省所管の財団法人健康・体力づくり財団が養成・資格の認定・登録事業を
行っている。
生活習慣病予防を中心とした特定健診・特定保健指導における運動の指導や
介護予防、運動と食育を組み合わせたスポーツ栄養などの分野で注目されている。

資格取得方法は色々ありますが、
私は体育大学を出ていないので5年以上の実務経験と試験を受けるために必要な
講習科目を受け、資格試験を受験してこの資格を取得いたしました。
2024年の試験合格率は受験者全体の66.8%だそうで、難しいわけではないけど
だれでも簡単に取れる訳でもないのかな!?といった資格です。

基本的には堅実タイプの私はスポーツクラブ以外でも市や国の事業、
医療や福祉の現場でも働ける可能性がある資格なのでこの資格を選びました。
運動系の資格はいろんな団体や協会等々が出しておられ数え切れないのですが、
20代前半の私はひそかにいつか転職するかも!?も考えていたので
数え切れない資格の中で、健康運動指導士を選んだ20代の私を
今は褒めてあげたいと思います。

現時点の私は5歳ぐらいから90代までの年齢層に安全で効果的な運動を提供することが
出来るようにはなっています。得意なのは30代~80代の一般的な生活を送っておられる方々です。
子どもは経験数が圧倒的に少ないので事前準備が必要です。
アスリートやスポーツ経験が豊富な方も子供と同様に事前準備が必要です。
とはいえ得意分野も事前準備は必要ですが。。。

■インストラクター/トレーナー業の始まり

21歳の時近所のスポーツクラブに働きたいです!と飛びこみました。
その時は結納等の儀式用品問屋で会社員をしていた為、正社員という肩書を
急にすてる勇気がなく、とりあえず土日祝だけ雇っていただけませんか!?
と行ってみました。
当時のスポーツクラブのマネージャーはせっかく社員で働いているのだから
無理にバイトしなくてもいいと思うし、あなたの休みがなくなるやんと言って下さり、
一旦踏みとどまったのですが、数か月後には問屋さんを退職し
22歳の時に再出発だ!!とフリーターとして地元のスポーツクラブに
雇っていただきました。
そこから1年間はスポーツクラブの社員になるために必要であろうことを色々と
教えていただき、スポーツクラブ内の業務はなんでもできるように奮闘していました。
約1年後に社員試験に合格し、正社員として名古屋のスポーツクラブに配属されることと
なったのが全ての始まりです。

■下積み&迷走模索期

23歳から現実的に本格的に運動指導の勉強が始まりました。
有難いことに新規オープンの姿勢に特化したスポーツクラブに配属されることとなり、
綺麗な施設で姿勢について、身体の機能解剖について、トレーニングについて、
スタジオでのグループエクササイズについて、ジュニアスイミングについて、
様々な事務仕事について、会員数や店舗予算、お客様に喜んでいただくための
イベントについて、サプリメントの販売について、フィットネス業界について、
朝から晩まで何なら休みの日もたくさんの経験をさせていただき、転勤も一回だけして
23歳~30歳の7年間はスポーツクラブの社員として頭も身体もフル回転でした。
退職しましたが20代の7年間が最も成長し、大事な基盤をつくらせていただけたと
今は感謝しかありません。
しかしながら30歳目前で体力の限界を感じはじめて、
このままずっとは私にとって体と心の折り合いがついていかないとなり、
スポーツクラブ以外の運動指導も違う会社も経験してみたい!と転職しました。

30歳医療福祉業界に転職し、介護保険をつかっていない
元気な65歳以上の方々に運動を提供する仕事に携わることにしました。
スポーツクラブとは大きく違う世界でした。
売り上げの成り立ちも、運動指導する環境も内容も大きく変わりました。
しかしながら、健康とは介護予防とは、元気に年をとるとは、
について今までとは違う視点を学ばせていただきました。
入社2年後にかっこよさげにいうとプレイングマネージャーみたいな立場になりました。
自慢ですがこの会社では順調に昇格しました。
会社員として昇格し続けることを目指す道筋と、運動指導を追求していく道筋と悩みます。
結果どちらも魅力はあり、どちらも楽しく、どちらも必要なのですが
どうしたらそれが私にとって、うまくかみ合っていくのか葛藤し続けます。
そして私にとってこの会社の居心地は本当に良かった。しかしそれはそれで
私はもっと修行した方が良いのではないかという気にもなってきて、
自分の働き方として、個人事業主という働き方をリアルに思い描き始めました。

36歳の時にいつかの独立を念頭に、とあるスポーツクラブの店長候補の応募をみて再び転職。
高齢者以外の運動指導とマネジメントを学び直すべく転職しました。
無事に店長となり、翌年2店舗の店長となり順調そうでしたが、
数カ月でコロナ禍となりそれが転機となりました。

私はどんな形で人の役に立てるようになりたいのか、私の持っている知識と技術は
どう磨き、どう活かすのか、自分のどんな能力を伸ばしていきたいのか、
そこに本当に向き合う選択肢は組織に所属せず1人で頑張ってみることだと
思いきって個人事業主になってみました。
そしてまだ自分のゴールには至ってはいません。
そしてゴールはきっと無いということがわかりました。

■大切のしていきたいこと

人の健康にとって役に立ちたい。人にも自分にも誠実でありたい。親切でありたい。
色んなことに興味を持ち続けたい。自分や自分の周りの人が元気であってほしい。
楽しく年を重ねて心身ともに成長し続けたい。これが今の大切にしていきたいことです。

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